

▲初代店主・飯田文男さん(左)と、
息子さんで二代目の太さん。
文男さんが福岡出身なので、
久留米がすりがユニフォーム。
店名の『よかろ』も、博多弁で
「いいだろう」の意味だそうだ。
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ほんまもんのどて焼きが消滅しつつあるけど、 どっこいミナミで生きてまっせ!
ミナミは島之内に、どて焼きのうまい店『よかろ』がある。とはいっても、どて焼きの専門店ではなく、メインはおでん。つまりおでん鍋の横で、どて焼きをグツグツと煮ているのである。ま、大阪ではよくあるパターンやけどね。
創業は昭和37年。その前は、現在の場所からすぐの道頓堀川にかかる下大和橋あたりで、屋台のおでん屋を営んでいた。「店のスタイルやおでんダネの種類はだいぶ変わりましたが、味そのものはあの頃からほとんど変えてません」とは、初代主人の飯田文男さん。早くも息子の太さんに主人の立場を譲ったものの、2人でただひたすら、美味しいおでんとどて焼きをグツグツとこしらえている。
親子二代にわたって、どて焼きの味が受け継がれているのがまたいい。「ホンマにおいしいどて焼きを、知ってる人が少なくなってきたのも事実。最近の人はテレビや雑誌でどて焼きを見て、こってりしすぎだとか、肉が堅そうなイメージしかないんでしょうね、たぶん。でもウチのどて焼きは、しつこくない甘さに加え、スジ肉もすごくやわらかいので、お子さんからお年寄りまで幅広いファンがいてます。ほんまもんが、消滅しつつある大阪名物のどて焼きやけど、ここミナミでどっこい生きてまっせ!」と今度は二代目の太さん。味とともに、浪速のド根性までしっかり受け継いで、いやはや頼もしい限りです、ハイ。
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