「大阪では、お好み焼きを食べるときには、箸を使わずにテコで食べるというのが通?」
−そうですね。お箸なんかでは、お好み焼きを食べた気がしません。

ところで、お好み焼きのあのヘラのことを、みなさんは、なんと呼んでいますか?
「コテ」と言う人もいれば、「テコ」と言う人もいるし、どっちがほんまなんかいな〜。

このコテとテコ、似ているけど、まったくさかさまの言葉。でも、どちらもなんとなく意味が通じてしまう。不思議な名詞です。
テコかコテか、コテかテコか、ああ…、頭の中がコテコテになってきた〜〜〜。


実は、大阪では昔から、「お好み焼きのヘラはテコかコテか」という論争は、「フェルマの大定理」と並ぶ難問として、有名なのです(って、ほんまかいな)。
ある人は、「ぜったいテコや」と主張してテコでも動きませんし、ある人は、「絶対コテや」とコテイ概念で決めつけます(ああ、さぶい…)。

追記:お好み焼きは、あのコテ(またはテコ)で、口を「ヒ」の字に開きながら、ハフハフほおばるのが、浪花っこの正しい食べ方。しかし、不慣れな人が気をつけたいのは、あのコテ(またはテコ)を、鉄板の上に置きっぱなしにしないこと。次のひと切れを食べようと唇に近づけた瞬間、アチ!アチ!アチ〜〜!という、悲劇が待っています。
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