Nakanoshima中之島周辺(北浜・淀屋橋・本町)

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「水」にはぐくまれたまち

淀川の支流・大川は、天満のあたりで堂島川土佐堀川に分岐します。その中洲の部分にあたるのが「中之島」。大阪市役所をはじめ、大阪のビジネス・行政の中枢が、この中之島を中心に東西南北へと広がっています。現在の繁栄の礎を築いたのは、なんといっても「水」の力が大きく関係しています。 水運に恵まれた堂島・中之島付近は、京都や奈良、そして北海道や江戸とも結ぶ船が行き交い、各藩の蔵屋敷も多く設けられました。モノや人が集まったこの場所で、"商いの精神"が生まれ、学問、繊維産業の街として知られるようになったのです。その中で育まれてきた大阪の歴史・文化・芸術を十分に感じることができる施設が多く存在します。

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水の都 大阪を堪能できるスポット

世界的にも珍しいまちの構造を持った大阪は、都心部を囲む川を「水の回廊」と位置づけ「水の都」としての歴史を育んできました。天下の台所と呼ばれた江戸時代から、東洋のマンチェスターといわれた近代まで、市内にめぐらされた堀川から受けた恩恵ははかり知れません。 今でもまちなかに残る水の回廊を生かした取り組みが、現在ダイナミックに進行中。イベントの開催だけではなく、船着場や水辺のオープンカフェやレストランなどが整備され、親水空間がどんどん増えています。中之島をぐるりと周回する水上バス・アクアライナー落語家と行く なにわ探検クルーズなど、バドルボードなど、水上散歩ができるメニューも多彩です。

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文化と芸術を堪能

世界でも珍しい完全地下型美術館の国立国際美術館や、青磁・白磁などの逸品で知られる大阪市立東洋陶磁美術館、楽しみながら科学を学べる大阪市立科学館など、文化・芸術に関するスポットが充実しているのも中之島の特徴。レンガ造りの大阪市中央公会堂や石造りの大阪府立中之島図書館といったレトロな建物を眺めながら、のんびりと散策してみるのもおすすめです。

「商いの精神」を育んだ街

古くは天下の台所のシンボルといわれた堂島米市場や、近世から近代にかけて重工業や金融で日本経済を支えた財閥系の企業も中之島周辺に集まっていました。中之島は大大阪と呼ばれた商業の街・大阪の心臓部だったのです。堺筋本町近くにある大阪企業家ミュージアムでは、大阪を舞台に活躍した企業家105人の事績が紹介されています。

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民間による「知の系譜」

中之島周辺は学問の中心地でもありました。江戸時代には豪商が出資した学問所・懐徳堂(1726年)が建てられ、江戸後期には天文学など洋学も発達。その系譜は、幕末の緒方洪庵による適塾(1838年開塾)へと受け継がれていきます。適塾では主に医学関係の蘭学が学ばれ、その精神は、明治にできた造幣局や舎密局によって、科学・化学の一層の発達へと結実しました。

川崎橋

天満と都島区網島町を結ぶ、大川に架かる自転車・歩行者専用斜張橋。

大阪企業家ミュージアム

大阪を舞台に活躍した企業家105名の事績を、ゆかりの品々とともに展示・紹介するミュージアム。

久宝寺橋

東横堀川に架けられ、秀吉の時代からある古い橋のひとつ。すっきりとしたデザインの照明灯が目を引く。

信濃橋

かつては、材木商と瀬戸物商が軒を連ねていた西横堀川に架けられた橋のひとつだったが、現在は石碑を残すのみ。

湯木美術館

日本料理「吉兆」の創業者・湯木貞一氏が収集した茶道具を中心に、茶懐石の器や古美術品などを収蔵・展示。

東横堀川

大阪城の外堀として秀吉が開削した川。大阪の主要な場所をつなぐように流れ、14本もの橋が架かる。

北浜レトロビルヂング

国の登録有形文化財になっているビルで、英国風アフタヌーンティーを。窓からは、中之島のバラ園を一望できる。

高麗橋

東横堀川に架かる大阪初の鉄橋。現在の橋は1929年に架け替えられたものだが、欄干の擬宝珠や西詰にあった櫓屋敷を模した親柱が、橋の歴史を物語っている。

適塾

幕末から明治にかけて活躍した福沢諭吉や大村益次郎など、多くの志士を育てた蘭学塾。現在の建物は国の重要文化財。

マイドームおおさか

大阪の中小企業振興発展のために建てられた都市型展示場。

真宗大谷派 難波別院(南御堂)

"南の御堂さん"には、俳聖・芭蕉の句を刻んだ碑がある。山門を兼ねる御堂会館では、映画の試写会やコンサートなど開催。

陶器神社

坐摩神社の末社で、火除の神として、とくに陶器商人に崇拝されている。毎年7月21~23日の陶器祭で展示される瀬戸物人形は、大阪の夏の風物詩として有名。

少彦名神社(すくなひこな神社)

「くすりの町」道修町に鎮座、健康と医療の神として知られる。毎年11月22・23日の「神農祭」では、病除けの「張り子の虎」が配られる。

坐摩神社(いかすり神社)

「ざまさん」と親しまれ、古くからの住居守護、旅行安全、安産の神として信仰されてきた。

御霊神社

「ごりょうさん」と親しまれ、かつては文楽座の興業が行われていた、商業金融の中心地に鎮座する古社。

大阪倶楽部

大阪財界人のクラブとして80年以上利用されつづけている。大阪三大名建築のひとつで、登録有形文化財。

綿業会館

重厚な石作りの外観、贅を尽くしたモダンな内装は、大阪屈指のレトロビル。重要文化財。

船場センタービル

繊維製品、靴、時計、宝石などを扱う店舗が1000店以上入居する巨大問屋街。小売する店も多い。

大川

毛馬水門から中之島東端まで、大阪市内を流れる川。毎年7月25日には、天神祭の船渡御が行われる。

大阪科学技術館

日本を代表する約30の先端有力企業・団体が、身近にある生活関連の最新の科学技術をわかりやすく紹介している。

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