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ボブのインタビュー

大阪の歴史に想いをはせ、美しいミュージアムで世界一のコレクションを見て、築何百年のお城を眺めて、生命の尊さに感動。。。
にぎやかなイメージの強い大阪だけど、こんなに素敵なんだと再認識。

大阪には絶対に訪ねてほしい博物館・美術館があります。
OsakaBobが各博物館・美術館で、そこで活躍する学芸員、スタッフの人たちにインタビュー。
プロならではの展示品の楽しみ方、見どころに迫ります!

Interview start!

大きくて立派な建物ですね。
建物のデザインはどうやって決まったのですか?

1936年に建築された建物は、設計案がコンペで募られ前田健二郎(逓信省出身)が勝ち取りました。 しかし、その案は財政難などで実現せず、大阪市建築課による設計となりました。

重厚だけどおしゃれで雰囲気のある館内ですね。

正面玄関の上のステンドグラスやツタの装飾など、細部にも注目してください。
中央のホールは、1979年の大規模改修の際に一新されて大理石となり、同時にシャンデリアも設けられました。

どんな作品を展示していますか?
また、どうやって作品を集めたのですか?

シブめのコレクションが多いですよ。大阪に馴染みのある実業家や財界人、そして寺院からの寄託品、寄贈品がほとんどですね。中国の書画や彫刻、蒔絵、日本画などが多く、重要文化財に指定されたものなど、保存状態のいい優れた作品がたくさんあります。落ち着いた雰囲気の中で鑑賞していただけますので、じっくりゆっくり見たい方におすすめです。

特別展とコレクション展がありますが、違いは何ですか?

特別展は、主に他の美術館や博物館の所蔵物を展示する企画展で、コレクション展では主に大阪市立美術館が所蔵する作品を展示しています。本館1階と2階の第1~18まで陳列室があり、約2カ月間にわたって開催しています。特別展が目当てで来館された場合でも、それに近いテーマなどを設定してコレクション展を開催していますので、ぜひ両方をお楽しみいただきたいです。

もっと作品のことを知りたくなったら、解説や学芸員さんの話を聞くことはできますか?

特別展の開催に合わせ、展示を見ていただく方を対象とした記念講演会・美術講座・見どころレクチャーなどを行っています。
さらに深く作品を楽しみたい方におすすめです。展覧会によっては、ただ話を聞くだけではなく、お茶会や演奏会なども開催しますので、ぜひチェックしてみてください。

静かに鑑賞するのもいいのですが、子どもも楽しめる企画はありませんか?

夏の恒例行事として「美術館へ行こう」を実施しています。大阪市内の小中学生を対象とし、美術研究所の講師が粘土で作る塑像、石膏、人物のデッサンなどの実技指導を行います。絵を描くのが好き、もっとうまくなりたいなど熱意ある小中学生の参加をお待ちしています。

子どもは楽しく学べそうですね。
大人向けの「美術館へ行こう」のような活動はありませんか?

ありますよ!年会費4,000円(学生3,000円)で入会していただく「友の会」です。
日曜日に石膏、裸婦、人物コスチューム、静物の日曜洋画会を開催しています。市立美術館で開催する展覧会の優待制度や「友の会ニュース」の配送を行っていますので、美術研究所の入所を検討されている方の入門編としても好評です。

著名人も生み出している専門の教育機関もあるそうですが…

「美術研究所」ですね。今でこそ、美術系の専門学校はたくさんありますが、創設当時(昭和21年)は、他に類をみないものでした。素描・絵画・彫塑の実技を学ぶことができ、幅広い年代の人たちが通っています。入所検定は年に4回実施していますので、興味のある方はぜひお問い合わせください。

美術品のことがたくさん学べそうです!これからの展望は何ですか?

当館のコレクションは、欧米やアジア諸国に貸し出し展示をすることもあり、海外でも人気のある作品が多いです。外国語での対応を強化し、海外からの観光客の方々をもっと呼びこむことができればエリアの活性化につながるのではないかと思います。
周辺には観光スポットもたくさんあるので、まち全体で盛り上げていきたいですね。

BOB's Comment

一歩足を踏み込むと、ホールの建築美に目を奪われます。大理石にシャンデリア!
本格派の芸術を静かに観賞することで、こんなに心が落ち着くとは!僕には新しい発見でした。
観賞した後は、「ここって本当に大阪市内?」と思うほどの静かな緑広がる慶沢園。
ここからの大阪市立美術館の存在感もなかなか素敵です。
美術品の感動にひたりながら、ぼーっと鯉やカメを眺めていると、すごく癒されますよ。