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ボブのインタビュー

大阪の歴史に想いをはせ、美しいミュージアムで世界一のコレクションを見て、築何百年のお城を眺めて、生命の尊さに感動。。。
にぎやかなイメージの強い大阪だけど、こんなに素敵なんだと再認識。

大阪には絶対に訪ねてほしい博物館・美術館があります。
OsakaBobが各博物館・美術館で、そこで活躍する学芸員、スタッフの人たちにインタビュー。
プロならではの展示品の楽しみ方、見どころに迫ります!

Interview start!

大阪歴史博物館ってどんな施設ですか?

ここに来たら、「大阪の歴史が一通り理解できる」という博物館です。大阪に都があったことは意外と皆さんの認識の中にないかもしれませんが、その歴史の跡があったその場所に建つ博物館です。 難波宮跡は、今もこの大阪歴史博物館の地下にくっきりと残り、その場を見ていただくこともできます。発掘されたその場で見られるというのは、全国的にも珍しいです。

博物館のイメージとは違って、遠くからも目立つ、新しい建物ですね。

大阪歴史博物館は2001年に完成しました。その前身は、今も大阪城天守閣前に建物が残る大阪市立博物館です。市立博物館は、1960年に開館したのですが、開館時は資料や所蔵品を持っていなかったのです。他館やコレクターたちの所蔵品を展示するうちに、個人や団体からの寄贈を受け、40年で大阪に関する史料類を約7万点もそろえるようになりました。全国でも少なかった「地域の歴史を扱う博物館」の先駆けとして知られるようになります。地域密着型で郷土史料をそろえた市立博物館でしたが、建物老朽化などのために2001年に閉館し、所蔵品の多くを大阪歴史博物館が引き継ぎました。

今では地元の歴史を伝える建物になったから展示内容が幅広いのですね。

「歴史」というと、さまざまなテーマが扱えます。政治や文化だけではなく、美術や建築などにも歴史があります。ひとつのテーマに特化した博物館ではないことで、大阪をいろいろな視点から紹介できるのです。さまざまな大阪の表情を感じてほしいですね。

館内を回らせていただきましたが、10階からの眺めがいいですね。

展示品の品質保持のこともあり、美術館や博物館は、薄暗い展示室が一般的かもしれませんね。大阪城や難波宮跡を望むこの眺望もひとつの展示品ですよ。
私も、この眺望をとても気に入っています。

実物大の展示はタイムスリップしたような気分になりますね!

本物の史料を展示することはもちろん大切ですが、当時の雰囲気なども同時に感じていただきたいと思い、模型や実物大展示、そして当時の映像なども交えて歴史や文化を紹介しています。その場に身を置いて体感すると、まるでその場にいるかのような気分になれますよ。

8階にある「なにわ考古研究所」は何を研究しているのですか?

ここは実際の研究を行っているのではなく、原寸大に再現した発掘現場で調査の方法や遺構の見方などを学ぶことができるフロアです。
土器の破片を組み合わせていく「土器パズル」なんかは思わず没頭してしまいますよ!
道具や資料を使ったワークショップも実施しますので、一緒に研究をしましょう。

歴史を身近に感じられますね。実物の遺跡を見ることはできますか?

できますよ!ここは、難波宮があったまさにその場所です。柱跡の一部を1階のエントランスホール内でガラス越しに見ていただくことができますが、もっと見たい方には「遺跡ガイド」(当日申し込み制)でご案内しています。倉庫跡や区画する塀跡などをぜひご覧ください。

開館から12年がたちますが、今後の展望などはありますか?

10階、9階、7階は常設展ですが、6階の特別展示室では、大阪にゆかりのあるテーマ展を随時開催しています。
昨年は、地震関係の展示を行い、多くの方が興味深く見てくださいました。このような展示を常設の中に組み込むことができれば、地域の防災力に貢献できるのではないかと思っています。
ただ、知識を得るだけではなく、そのことで生活や心が豊かになるようなお手伝いができればいいですね。

BOB's Comment

古代~現代と大阪の真骨頂がここに解読されているような気がします。奈良時代の難波宮殿や人々の復元が圧巻で、神秘性や霊的なものを感じました。下の階へ下りるほど現代に近づくんだけど、商業の町である大阪らしい街並みや人々の形相が描かれていて、底抜けに明るくて人情味あふれる大阪人は、この歴史に基づいているんだなと、妙に納得してしまいました。
地元の大阪の方も、大阪について改めて知ることも多いのではないかな。
上から見る難波宮、大阪城も最高のロケーションでした。あぁ、大阪、大好き!