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ボブのインタビュー

大阪の歴史に想いをはせ、美しいミュージアムで世界一のコレクションを見て、築何百年のお城を眺めて、生命の尊さに感動。。。
にぎやかなイメージの強い大阪だけど、こんなに素敵なんだと再認識。

大阪には絶対に訪ねてほしい博物館・美術館があります。
OsakaBobが各博物館・美術館で、そこで活躍する学芸員、スタッフの人たちにインタビュー。
プロならではの展示品の楽しみ方、見どころに迫ります!

Interview start!

「自然史」ってなじみがないのですが、どういうことですか?

人類が発生するより前の自然界、または人間を含む自然界の発展の歴史です。大阪市立自然史博物館の展示を見ていただくことで、どんな風に私たちと自然がつながっているのか、身のまわりの自然の大切さなどが実感していただけることと思います。

小さな標本なども含めるとかなりたくさんの展示数になりますよね。

現在、展示されている点数でいうと、1万点くらいですね。でも、これは収蔵品のごく一部なんですよ。残りの99%は保管され、研究用に使われています。開館から60年以上になりますし、今後は展示替えなども行っていきたいですね。

入口を入ってすぐのマンモスは迫力満点ですね!

これは、マンモスではなくナウマンゾウです!マンモスは北海道でしか見つかっていませんが、ナウマンゾウは大阪でも発見されています。日本では約2万年前に絶滅されたとされていますが、それはちょうど日本列島に人類が現れたのと同じ頃なんです。自然と人間の関係が始まった原点として、ここにナウマンゾウを展示しています。

古代の生き物、
普段目にすることのない生き物は想像するのが難しいですね。

そうですよね。それでも、何とか身近に感じていただきたいと思い、学芸員たちが知恵をしぼっていろいろな工夫をしていますよ。手でさわることができる展示、拡大展示、パネル展示などもそうですが、2008年にオープンした第5展示室は、バーチャル体験やゲーム感覚で生き物について学べるような内容になっています。ただ、遊んでみるだけではなく、体験したら一歩進んで考えてみてほしいです。

遠い昔のことなので聞きたいことがたくさん出てきそうです。
学芸員さんに直接質問をしたりすることはできますか?

花と緑と自然の情報センター1階の情報コーナーには、当番制で学芸員が常駐しています。それぞれに専門はありますが、まずは声をかけてみてください。みなさんの好奇心がどんな方向に向いているのが、私たちも楽しみに待っています。
自由研究の相談にも応じていますので、悩んだり困ったときはぜひお声をかけてください!

あとサークル活動が盛んなことで有名だと聞きました。

そうなんです!自然史博物館の真髄はサークル活動にあり!と言っても過言ではないくらい、サークル活動が盛んです。学芸員が中心となって、自然史学に関するさまざまな研究を行っています。一言で「自然史」といっても、動物・昆虫・植物・地史・第四紀と分かれ、さらに細分化されます。

「なにわホネホネ団」ってユニークな名前ですね!

参加者のレベルは初心者から仕事にしているようなプロまで多岐にわたり、それぞれが生き生きと活動しています。
展示を見たことをきっかけに、多くの人がサークル活動に参加していただければいいですね。
興味を持ってくださったら、まずは友の会に参加してみませんか。

初宿学芸員の描く大阪市立自然史博物館とは?

私がここの学芸員になった時には、すでにできあがっていた施設ですので、今後リニューアルできる機会に恵まれるといいなと思います。自然史博物館は、海外ではかなり大きな施設などもありますが、日本では少しマニアックというかマイナーな部類に入るかもしれませんね。サークル活動などの広がりで、もっともっとメジャーで身近な博物館にしていけたらいいなと思います。 国際化も今後の課題となってくると思います。

BOB's Comment

まずは、施設に入る前のナガスクジラの骨格が大きくて、その迫力に感動! 一番印象的だったのはやっぱり第二展示室の恐竜の骨だなぁ。薄暗い展示室は雰囲気もあってこの恐竜たちが動き出したら。。。と天井の影を見て想像することも。 楽しかったのは『ウサギと孤島』や、『鹿と狼』などシミュレーション体験。日頃あまり考えない生物の生態系に驚くことも。いろんな見たことのない生き物にも、何だか愛着がわいてきたような気がする。 生きてるって、素晴らしいと思わずにはいられなかったな。