Q & A

大阪市内の遺跡はきれいに出てきていますか?
これまでの発掘調査によって、大阪市内の遺跡の残存状況は良好であることが明らかにされてきました。遺跡やその周辺での土木工事は、遺跡の保護のために慎重かつ適切に取り扱う必要があります。当協会は、大阪市教育委員会と協力して、市内各地の遺跡で発掘調査を行っています。
出土品の保管はどんな方法がありますか?
金属製品の場合は不要な錆を取り除き、樹脂を含浸して強化する減圧樹脂含浸処理を行っています。木製品の場合は出土品に含まれている水分を糖アルコールに置換して固化する糖アルコール含浸処理を行っています。保存処理後の出土品は、温湿度を一定に保つことができる収蔵庫で保管しています。
外国人が発掘作業をすることはありますか?
当協会を訪問する海外の研究者は多く、中国・韓国などの東アジアにとどまらず、欧米諸国に及んでいます。訪問研究者には、安全に配慮したうえで発掘調査に参加してもらう場合もあります。また、職員らとの意見交換の場を設けたり、講演会を開催したりして学術的な研鑽のみならず国際交流にも努めています。
埴輪はどんなものがありますか?
埴輪は古墳の墳丘を取り巻いたり、頂上の中心を囲ったりするように立て並べられました。 円筒形や朝顔形と呼ばれる筒状をしたものが多く、それ以外に動物や器財、さらに家屋や人物をかたどったものなどが作られました。当研究所ホームページ内「埴輪ギャラリー(http://www.occpa.or.jp/ikou/ikou_01.html)」で主な埴輪を紹介しています。
出土品が見られる展示室はどこにありますか?
難波宮調査事務所(大阪市中央区法円坂1-6-41)内にあります。
展示室は予約制ですか?
特に予約が必要というわけではありません。
ただ、展示品の解説などをご希望の場合は、お越しいただく前にお問い合わせいただければ、学芸員がご案内します。
発掘調査の現地説明会に参加したいのですが。
ホームページ(http://www.occpa.or.jp/)上に現地説明会の案内を掲載しています。当日、現場までお越しください。現地説明会は、重要な発見のあった調査で開催され、大阪市役所のホームページでも案内されます。
難波宮跡公園は、どのような公園ですか?
大阪市中央区法円坂一帯に広がる難波宮跡公園は国指定の史跡です。1961年に大極殿を発見することができ、この場を保存し見学できるように整備しています。ここで発見された宮殿の建物や土器、瓦などの出土品は、大阪歴史博物館で展示しています。