ガイドブック

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Culture & Entertainment

誰もが楽しめる文化イベントやエンターテイメントが充実した大阪

昼夜問わず、熱気に包まれる大阪。あらゆるエンターテイメントが楽しめ、なかでも演劇や音楽などに代表される生ライブのパフォーマンスは、平日でも多数開催しています。電車や地下鉄は深夜まで走っていますので、大阪の夜をたっぷり楽しむことができます。文楽、能楽、狂言、歌舞伎など、伝統芸能の舞台も頻繁に行なわれています。また、お笑いの本場である大阪では、落語や漫才、新喜劇など、いろんな形態のお笑いを体験することができます。ハリウッド映画は街中のあらゆる映画館で上映されており、他にもダンス、オペラ、クラシックコンサートなど、大阪では様々なエンターテイメントが充実しています。

伝統文化

大阪人は、昔から舞台芸能が大好き。大阪の経済が豊かになった18世紀から19世紀にかけて、文楽、能、狂言、歌舞伎などは大阪特有の発展を遂げてきました。

Traditional Japanese Bunraku theater
is from Osaka City

文楽: 大阪から生まれた文楽は、精巧な人形劇として世界から評価されています。文楽は、物語のナレーションを務める大夫と、三味線、人形の三役で構成されています。ほとんどの場合、人形は3人の大夫という人形遣いによって操られ、大夫の繊細な技術によって人形はまるで人間の感情表現をするかのように優雅に動きます。2003年、文楽は「人類の口承及び無形遺産に関する傑作」としてユネスコ無形文化遺産に登録されました。1984年に設立された国立文楽劇場にて、現在も定期的に公演が開催されています。

Noh Theater is the worlds oldest form of dramatic performance

能楽: 能は世界で最古の芝居であり、現在もその形式を伝承する唯一の芝居劇。シンプルかつ厳かで、はっきりとした身体の動きで表現され、美しく精巧に作られた能面を用います。そして、過去の人たちが使っていた独特の口語で物語が進みます。能楽とは、儚い運命、ひとときの愛、人の弱さなど、主に人間の心情を表現し、観客へ強い感動をもたらします。また、心の中の葛藤や人の内面を編み、奥深い精神と緊迫感を表し、観る者の心に訴えかけます。能楽と一言で表すとき、そこには狂言も含まれます。狂言は、シリアスな能と打って変わって、面白おかしく、笑い話の要素を取り入れながら、古来の一般の人々の道徳観や物語を伝えます。能や狂言は今でも大阪能楽会館や大槻能楽堂で頻繁に公演が開催されています。毎年7月に夜の大阪城西の丸庭園で開催される薪能も見逃せません。

The Osaka Shochikuza Theater

歌舞伎: 歌舞伎は17世紀の初めに京都の女性が踊ったかぶき踊りが起源とされています。この踊りは一気に大衆のあいだで流行したセンセーショナルなものでしたが、当時の徳川幕府に禁じられることとなります。この踊りは後に、男性によって演じられ成功を遂げ、芸能として発展し現在に至ります。カラフルな衣装、馴染みやすい舞台美術、驚くような舞台仕掛けや、鍛錬した役者の高いパフォーマンス能力により、歌舞伎は17世紀から18世紀にかけて一般の人々のあいだでブームとなります。歌舞伎とは日本におけるミュージカルである、とよく例えられます。ドラマティックな愛、栄冠、忠誠と裏切りの物語などが、歌のような台詞で語られ、役者の力強い踊りや動きとともに表現されます。人気役者の出演する歌舞伎公演は、大阪松竹座で定期的に開催されています。

大阪から生まれる新しい文化

お笑い発祥の地大阪。ここでは、今もお笑いやエンターテイメントの新しいスタイルが生まれています。

Rakugo, a storytelling style of comedy popular in Osaka

落語・漫才: お笑いへの愛は日本一。大阪で生まれたお笑い芸能は落語と漫才に枝分かれして、大阪と京都を中心に盛んになったこれらの独特のスタイルの落語・漫才は「上方」と呼ばれます。落語とは、噺家が小さな机の前に正座して一人語りで笑わせます。一方漫才は、寄席形式の公演で見られる、2人の芸人が立って掛け合いをしながら笑わせるお笑いです。落語に漫才、その他のお笑い芸能はなんばグランド花月にて毎日定期公演が開催中。そしてワッハ上方演芸資料館では、大阪の深い笑いの歴史を知ることができます。

音楽コンサートやライブ、その他のエンターテイメント

世界各地から有名なロックミュージシャンがコンサートツアーの開催地として訪れる大阪。また大阪ではいつでも、クラシック音楽からポピュラー音楽まで、多様で質の高い音楽コンサートを観ることができます。

Namba hatch

音楽ライブ・コンサート: ロックにジャズ、クラシック、あらゆる音楽ジャンルの素晴らしいコンサートが開催されています。リニューアルした2700席のフェスティバル・ホールではクラシック音楽の大きな公演やミュージカルが上演されます。大阪城ホールは16,000人収容可能な楕円形の巨大な多目的ホールで、大阪城公園の中に位置しています。オリックス劇場はまた別の多目的施設で、海外からの有名アーティストをよく迎えています。なんばハッチは港町リバープレイス内の八角形の建物の中にあり、音楽専門施設としては国内最大級の広さ。スタンディングで1,500名収容可能となっており、有名なアーティストから新人アーティストまで様々な音楽コンサートを開催しています。クラシック音楽ではシンフォニー・ホールは世界トップクラスの音楽家のソロ公演を多く開催しており、ウィーンの名門ホールを参考に建築されたいずみホールは、温かい木目調のインテリアが人気です。室内楽のためにデザインされたザ・フェニックス・ホールは、ステージ背面の大きな窓に映るキタエリアの美しい夜景を眺めながら素晴らしい音楽を聴けるホールとして注目されています。ジャズがお好きな方にも、大阪には音楽を楽しめる場所がたくさんあります。ビルボードライブ大阪には、国内外問わず有名ジャズミュージシャンが訪れています。 

オペラ・バレエ、その他: ヨーロッパやアメリカの有名なオペラ座やバレエ団は定期的に大阪で公演を行います。なかでも大きく注目される大きな公演はフェスティバル・ホールで開催されます。また、ブロードウェイミュージカルの巡回公演はフェスティバル・ホールやオリックス劇場で開催。カナダからやってくる至上のスペクタクル、シルク・ドゥ・ソレイユは中之島の特設会場などで定期的に公演を行います。ディズニー・オン・アイスも毎年夏の大阪城ホールにやってきます。国内の劇団では、女性のみによって構成される宝塚歌劇が、宝塚大劇場を拠点に公演を行い、世界各国からのファンが訪れ早々にチケットが売り切れることも。

shiki

映画館:ハリウッド、ヨーロッパ、アジア、そして日本国内で制作された映画が、大阪の各地の映画館で上映されています。もしあなたの地元で見逃した映画があれば、大阪で観るチャンスもあるかもしれません。シネマコンプレックスは梅田、なんばにいくつかありますので、観たい映画を探すのも簡単です。梅田にはTOHOシネマズ梅田、梅田ブルク7、そして2011年にオープンした大阪ステーションシティシネマ。なんばでは、TOHOシネマズなんばが最大のシネマコンプレックスです。アート系映画やミニシアター映画を楽しみたい方には、梅田では梅田ガーデンシネマ、シネリーブル梅田、テアトル梅田がおすすめです。また、よりマニアックな映画を観るには、九条のシネ・ヌーヴォ、十三の第七藝術劇場、中崎町のプラネットプラスワンなどもチェックしてみてください。

大阪の美食を堪能

天下の台所でグルメを楽しむ

大阪人はよく陽気でオープンな性格と言われています。その理由はきっと、いつも美味しいごはんを食べているからでしょう!大昔より、大地と海に恵まれ、人や商品が行き交う主要な都市となっていた大阪。人が集まる大きな街だからこそ、大昔から数えきれないほどの素晴らしい味を誇る飲食店がうまれ、「くいだおれ(倒れるまで食べるという意味)」文化が出来るに至ったのです。
Osaka is famous for 'Konamon Gourmet', or flour-based food such as the Okonomiyaki pancakes.

くいだおれの街で、食べつくす

Osaka-style sushi is as beautiful as a work of art

くいだおれとは、「倒れるまで食べる」、「食べられなくなるまで食べ尽くす」というような意味で、大阪人の食への愛を表した言葉です。大阪のシェフたちはそれぞれ自らの料理に誇りを持っており、極上の素材を慎重に選び、それを優れた調理技術で調理し、美しい盛りつけで提供してくれます。同じく、大阪のグルメたちも、美味しい食べ物を食すことで、大阪に素晴らしい財産を残してきました。腕の優れた料理人がつくる料理を食べることでその料理人を応援し、彼らを輝かせます。
大阪人の食への愛によって、結果的に大阪はグルメの街となりました。日本の伝統的な料理でも、庶民的な料理でも、異国の料理でも、すべてが楽しめますし、また価格帯も様々です。

高級料理から、庶民的な料理まで、どんな種類の料理もすぐに見つけることのできる大阪。ファミリーレストランでは大人から子供まで楽しめる様々なメニューが楽しめますし、時間がない方が素早く食べることのできるラーメン店もたくさんあります。また、大阪の下町風情に溢れる日本スタイルの古い喫茶店もぜひ体験してみて下さい。

幅広いレストランのセレクションが楽しめるのは、大阪のメインとなる繁華街にあります。一番密集度の高いキタの梅田と、ミナミの道頓堀。たくさんのレストランは、入り口に写真付きのメニューと価格を掲示しています。また、本物にそっくりなロウやプラスチックでできたサンプルをショウケースに飾っていることも。

美味しくてリーズナブル

Shabu-shabu was born in Osaka

昔から、大阪は起業家精神あふれる街。それが大阪の巧みな美味しい料理がさらに磨かれ続けてきた理由でしょう。探究心あふれるシェフとレストランのオーナーたちは常に、独自性や繊細な味を求めて果敢に挑戦しています。江戸時代の頃、新鮮な食は日本全国から大阪に取りまとめられました。日本全国から美味しいものが集まったことにより、大阪人の食に対する情熱はより増していき、美味さとリーズナブルな価格が実現したと言えるでしょう。

毎年恒例のイベント

大阪では、その季節の到来を祝うお祭りが春夏秋冬それぞれ開催されています。春のお花見、夏の天神祭、秋の御堂筋パレード。これらのイベントは、大阪にその季節が到来したことを告げるとともに、この大都市を華やかに彩ります。

Viewers flock to the annual Sumo Tournament

3月

  • 大相撲三月場所(大阪府立体育会館): 年六回、日本各地で開催される大相撲トーナメント (3月中旬)
  • 春の彼岸会(四天王寺): 春と秋に開催され、多数の人が訪れる仏教行事(18〜24日)
  • 大阪アジアン映画祭
Cherry Blossom Viewing at the Osaka Mint

4月

  • 4月文楽公演(国立文楽劇場)(4月上旬)
  • お花見 (3月下旬〜4月上旬)
  • 造幣局桜の通り抜け(造幣局): 120年以上もの歴史あるイベント(4月上旬〜中旬)
  • 春の舟運まつり(天満橋): 大川にて開催される、水辺と船上で桜と春の良い気候を楽しむイベント(4月中旬〜下旬)
  • 聖霊会(四天王寺): 聖徳太子の命日に行われる舞楽。1400年以上前から語り継がれる伝統音楽や伝統舞楽を見ることができる。(22日)
  • インターナショナル・ジャズデイ: 2014年に開催された大阪国際音楽祭&アジア音楽コンテスト (25〜30日)
Roses bloom at Hirakata Park

5月

  • バラ園見ごろ(長居植物園、中之島公園、靭公園、花博記念公園鶴見緑地ほか)
  • みんなでkappo!御堂筋オープンフェスタ(御堂筋心斎橋~なんば): 銀杏並木で知られる大阪のメインストリートが歩行者に開放される

  • 花菖蒲見ごろ(城北公園ほか)

Celebrations at the Aizen Festival

6月

  • RED BULL X-FIGHTERS OSAKA 2013: フリースタイルで競うの国際チャンピオンシップ大会が大阪城公園にて開催。(スペシャルイベントは2013年6月1日)
  • 6月文楽鑑賞教室(国立文楽劇場)
  • 御田植神事(住吉大社): 国の重要無形民族文化財に指定されている神事で、米を主食とする日本で古来から大切な行事とされている。

  • あじさい見ごろ(府民の森ぬかた園地、坐摩神社、大阪府立花の文化園ほか)
  • ハスの見ごろ(長居植物園)
  • 愛染まつり(勝鬘院愛染堂): 夏祭りの季節に最初に開催されるお祭りで、駕篭に乗った浴衣姿の女性を讃える特色あるお祭り。
A view of Heisei OSAKA Legend of the Milky Way

7月

  • 平成OSAKA天の川伝説(天満橋~中之島公園): 大川に数千個のLED電球が浮かび、天の川を演出
  • 生國魂神社の夏祭: 市内では、特に格式のある神社として知られる神社の夏祭
  • 杭全神社の夏祭り: 9基の地車が市中をかけめぐる豪快な祭り
  • 天神祭(大阪天満宮): 日本三大祭りのひとつ。クライマックスは、25日夕刻100艘以上の船が大川を行き交う船渡御
  • 夏休み文楽特別公演(国立文楽劇場)
  • 住吉祭(住吉大社): 大阪の夏祭りシーズン最後をかざるお祭り。お清めのために大きな藁で出来た輪をくぐる。
Competitors in the International Red- White Sining Contest join in chorus

8月

  • なにわ淀川花火大会(十三大橋付近)
  • 大阪薪能(生國魂神社)
  • 盂蘭盆会(四天王寺): 先祖の供養のため灯されたロウソクの灯りが幻想的
  • アジアユースオーケストラ: 国際コンサートツアー
  • 国際紅白歌合戦: カラオケ方式のコンテストで、日本人は外国語で歌い、外国人は日本語で歌う。

Moon Festival at Sumiyoshi-taisha

9月

  • Dance Delight 2013: 大阪で生まれ20周年を迎えた、世界で有名なストリートダンスのコンテスト。
  • 大阪クラシック(御堂筋一帯): 御堂筋の各所がコンサート会場となるクラシック音楽イベント
  • 観月イベント(大阪天満宮・住吉大社)
  • 秋の彼岸会(四天王寺): 春の彼岸会の情報をご参照下さい。
The waterfront during the Aqua Metropolis Osaka Festival

10月

  • だんご茶会(玉造稲荷神社): 日本で最も有名な将軍、豊臣秀吉ゆかりの神社で開催されるお茶会。
  • 世界スーパージュニアテニス選手権大会(靱テニスセンター): 世界王者への登竜門。世界的に注目されているジュニアが集まる大会
  • 大阪マラソン(インテックス大阪ほか)
The spectacular autumn colours at Katsuo-ji temple

11月

  • 錦秋文楽公演(国立文楽劇場)
  • 神農祭(少彦名神社): 張り子の寅をつけた縁起物を授かりに来る人々で賑わう薬の町の祭り
  • 秋の紅葉(大阪城公園、御堂筋、他): 大阪市内のあらゆる場所で色づく木々の美しい風景を味わえる。
  • だんじり祭り: 大阪城エリアで開催されるだんじりのお祭り

The Osaka Hikari-Renaissance displays of light on the Midosuji street

12月

  • OSAKA光のルネサンス(中之島・御堂筋エリア): 中之島・御堂筋一帯が光のイルミネーションで輝く。
  • カウントダウンイベント(四天王寺、ベイエリア、他): 市内の各地で、新年を待ちわびる様々なイベントが開催される。(能楽堂やホール等)大晦日に鳴る除夜の鐘も市内のあちこちで深夜に響き渡る。
  • 大阪城のイルミネーション
  • OSAKAグレート サンタ・ラン
The National Bunraku Theater puts on a colourful display when shows are on

1月

  • 初詣(市内各所): 四天王寺の除夜の鐘・住吉大社の初詣など。
  • 新春文楽公演(国立文楽劇場)
  • 十日戎(今宮戎神社・堀川戎神社): 商売繁盛を願う人々で賑わう大阪を代表する祭りのひとつ。
  • どやどや(四天王寺): 若者達が縁起札を奪いあう独特の祭り。
  • 大阪国際女子マラソン(長居陸上競技場): 世界の一流選手のかけひきを観戦できる絶好のチャンス。
Plum Blossoms at Osaka Castle Park

2月

  • 節分(あびこ観音・市内各所):日本では暦の上では2月4日から春。その前日に豆をまき邪を払い、福を招く行事。
  • 梅の見ごろ(大阪城公園): 梅の花の美しさと良い香りを楽しむために、関西一円からたくさん大阪城公園梅林に人が訪れる。

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